講演情報

[17a-K101-2]Gate-all-around FET用TiAlC/TiN電極の実効仕事関数へのF混入の影響

〇間部 謙三1、上嶋 和也1、太田 裕之1、森田 行則1、八木下 淳史1、入沢 寿史1、林 喜宏1 (1.産総研 SFRC)

キーワード:

高誘電率ゲート絶縁膜、メタルゲート、実効仕事関数

本研究では、微細Lg領域(≦100 nm)においてFのTiAlC/TiN電極EWFへの影響を調査した。RMGプロセスで作製したSOIFETのVthのLg依存性から、TiAlCによるEWF低減はLg=88nmの場合(0.1eV)に比べてLg = 28 nmの場合(0.3eV)が大きい。これはLgが小さい程W埋込スペースが小さく、TiAlCへのF拡散が抑制されるため、FのEWF・Vthへの影響が小さいからと考えられる。