講演情報

[17a-K101-4]SADP互換EB-Rプロセスによるゲートパターン作製

〇尹 成圓1、上田 哲也1、七里 元晴1、古川 順一1、松麿 和幸1、廣島 洋1 (1.産総研)

キーワード:

電子ビームリソグラフィー、自己整合ダブルパターニング

近年、大規模集積回路(LSI)分野において2x nmレベルのパターン形成技術の需要が高まっている。産総研では、300mm研究試作ラインであるスーパークリーンルーム(SCR)において、ゲートオールアラウンド(GAA)トランジスタ試作用の微細ゲートパターン形成に導入するEBリバーストーン技術を開発している。2x nm前後の様々なゲート長のSiNハードマスク(HM)を、電子ビームリソグラフィー(EBL)プロセスと自己整合ダブルパターニング(SADP)プロセスを組み合わせることで、300 mmウェーハ上に作製することに成功した。幅25nm、高さ57nmのSiN HMを作製し、その後のHMを用いたエッチングにより、幅18nm、高さ71nmのSi構造を作製した。