講演情報

[17a-K302-3]半導体光共振器中での電気光学効果を利用したテラヘルツ電界センサ:結晶面方位の検討

〇北田 貴弘1、原田 幸弘2、海津 利行3、南 康夫4、小島 磨5、喜多 隆2、和田 修6 (1.松江高専、2.神戸大院工、3.電通大、4.日大生産工、5.千葉工大工、6.神戸大)

キーワード:

微小光共振器、電気光学効果、テラヘルツセンシング

GaAs系のヘテロ薄膜で構成する微小光共振器中での電気光学(EO)効果を利用したテラヘルツ(THz)電界センサの開発に取り組んでいる。EO効果を用いた検出では、複屈折による位相差信号を計測するが、比較的長い光路長が必要になる。我々は、微小光共振器に着目し、面直入射においても十分な位相差信号を得る素子構造を検討している。今回、EO効果が顕著となる結晶面方位やTHz電界の印加方向を検討した。