講演情報
[17a-K304-4]ポリカーボネート樹脂の耐紫外線性能向上のためのプラズマCVD法による酸化亜鉛製膜の検討
〇小島 洋治1 (1.広島県総研)
キーワード:
酸化亜鉛、ポリカーボネート、紫外線耐久性
ポリカーボネート樹脂は、透明かつ機械強度に優れ、無機ガラスと比較して軽量で設計自由度が高いことから、各種光学部品や車両窓材として採用されている。しかし、耐摩耗性、紫外線(UV)耐久性の点で劣るため、屋外等でガラス代替として使用する際の課題となっている。本講演では、UV吸収特性を有する酸化亜鉛膜のプラズマCVD法による作製と、光学特性及び膜質の評価検討を行い、さらに耐摩耗性能に関する検討を行ったので、これらについて報告する。