講演情報
[17a-K306-5][分科内招待講演] HPC(High Performance Computing)市場における
新しい電源供給システムVPD(Vertical Power Delivery)の実現を可能とする基板内蔵
マルチアルミコンデンサアレイ素子(iPaS)のデバイスモデルと低インピーダンス化設計
〇古川 剛史1、髙橋 章友1、姫田 高志1、山本 篤史1 (1.村田製作所)
キーワード:
iPaS、垂直給電、電源供給ネットワーク
AIの進展で高性能半導体の消費電力が増加し、HPC分野でPDN損失低減が重要となっている。本研究では、垂直給電に適した「Capacitor-iPaS」を開発した。PTHを用いて電力供給を効率化、損失低減すると共に広帯域でデカップリング効果を向上させた。更にiPaSの特性を再現する3Dモデルを構築し、実測値との高い整合性を確認した。これにより、高度なPDN設計と次世代電源システムへ貢献する。