講演情報

[17a-K402-7]プラズモニックチップによる癌マーカー捕捉抗体での
エキソソーム分析

〇(M1)岩村 樹1、冨上 眞1、名和 靖矩1、田和 圭子1 (1.関西学院大 院理工)

キーワード:

プラズモン、イムノセンサー、エキソソーム

細胞から分泌される小胞体エキソソーム(Ev)は分泌細胞に由来するたんぱく質等を含んでおり将来罹患する疾病が予測できる。しかし光学顕微鏡で直径100 nmの単一Evを観察することは困難であった。当研究室では金属薄膜で覆われた波長サイズの周期構造を持つプラズモニックチップを用いて単一Ev検出に取り組んできた。本研究では癌マーカーであるCD326(EpCAM)の捕捉抗体をチップ上に修飾しEvを分析した。