講演情報
[17a-K403-9]バイオマーカーの多項目・高感度検出に向けた グラフェン電極一体型光干渉センサによる非標識バイオセンシング
〇(B)平野 純基1、押野 雅樹1、黒須 千紘1、崔 容俊1、野田 俊彦1、澤田 和明1、高橋 一浩1 (1.豊技大工)
キーワード:
バイオセンサ、MEMS、電解重合
血液検査の簡易測定に必要な小型非標識センサとして光干渉型MEMSセンサを提案してきた。マルチ検出のために電解重合を用いて金電極上に機能化ポリピロール膜を成膜することで局所的なレセプターの固定化を実現したが、金により検出下限の劣化を招いていた。本研究では、電極にグラフェンを採用し、マーカーの高感度検出可能か検討した。グラフェン上に機能化ピロールを電解重合し、腫瘍マーカーの高感度かつ選択的検出に成功した。