講演情報

[17a-K503-2]大気中でのシリカガラス表面のナノ液膜の構造評価

〇荒木 優希1、湊 丈俊2、新井 豊子1 (1.金沢大理工、2.分子研)

キーワード:

ぬれ、ガラス、周波数変調原子間力顕微鏡

本講演では、シリカガラス表面の大気中でのぬれダイナミクスを解明するため、さまざまな湿度環境下でのシリカガラス表面の構造および物性を評価した結果を報告する。FM-AFMおよびPFT-AFMを用いて、湿度の上昇に伴って表面の凝着力が増大し、それに伴ってガラス表面に粒状組織が形成されることを明らかにした。これらの結果はガラス表面が大気中でも吸着水に対して溶解することを示している。