講演情報
[17p-K201-3]14C標識光合成産物動態解析とRNA-seqによる葉のシンクからソースへの移行に伴う遺伝子発現プロファイルの統合解析
相馬 愛1、杉田 亮平2、栗田 悠子1、小林 奈通子1、中西 友子1、〇田野井 慶太朗1,3 (1.東大院農、2.名古屋大RIセンター、3.F-REI)
キーワード:
光合成産物、遺伝子発現解析、シンクからソースへ
植物の成長や生産性において、光合成産物の輸送を担うシンク-ソースのバランスは重要である。本研究では、ダイズを用いて葉のシンクからソースへの移行時期とそのメカニズムを解析した。14C標識二酸化炭素を用いた動態解析により、葉の成長に伴う光合成産物輸送の切り替えを特定し、RNA-seq解析で遺伝子発現の変動を明らかにした。植物RIイメージングと遺伝子発現プロファイルを統合して解析する手法により、植物の生産性向上に向けた応用の可能性を議論したい。