講演情報
[17p-K306-10]共鳴ラマン散乱と電流応答を計算資源として利用するMoS2ラマン-イオンゲーティングリザバーの開発
〇新ヶ谷 義隆1、西岡 大貴1、寺部 一弥1、土屋 敬志1 (1.NIMS)
キーワード:
物理リザバーコンピューティング、共鳴ラマン散乱、イオンゲーティングリザバー
MoS2をチャネル材料として用いた電気二重層トランジスタを固体電解質基板上に作製し、チャネル領域の共鳴ラマン散乱シグナルと電流応答をともに計算資源として用いるMoS2ラマン-イオンゲーティングリザバーを実現した。非線形波形変換タスクと二次非線形動力学方程式の解析タスクにおいて、リザバー状態へのラマンシグナル含有有無での計算性能を比較した。