講演情報

[17p-K502-1]ダイヤモンド中の単一NVセンタを用いた実時間量子計測に関する一考察

〇谷井 孝至1、チャノントラノント アキラバー1、太田 智基1、小林 由佳1、臼井 俊太郎1、齋藤 大樹1、三宅 悠斗1、関口 顕1 (1.早大理工)

キーワード:

ダイヤモンド、NVセンタ、最尤推定

パルス光検出型磁気共鳴法による単一NVセンタの電子スピン計測は,一般に多数回(例えば10万回以上)の蛍光光子検出を必要とするため,充分な精度を保証するのに十数時間の計測を必要とすることも珍しくない。ここでは,統計的推定法の1つである最尤法により,計測時間を短縮できるかどうかの可能性を簡易な計算機実験によって考察した結果について報告する。