セッション詳細

[SY03]新しい統計手法が変える検証的試験の近未来

2025年2月28日(金) 9:00 〜 10:30
第3会場 LIVE無/オンデマンド有(502)
座長:野村 尚吾(東京大学大学院 医学系研究科 生物統計情報学講座)、山本 英晴(中外製薬) オーガナイザー:野村 尚吾(東京大学大学院 医学系研究科 生物統計情報学講座)
治療開発にかかる人的・時間的・資金的なコストが年々増加しており、コスト削減を目的とした、臨床試験の適性化・効率化に関する取り組みが活発化している。その1つの取り組みにアダプティブデザインやcomplex innovative trial design(CID)の積極利用がある。いずれも海外を中心とした取り組みだが、ICH-E20ガイドライン「adaptive clinical trials」の策定、CIDを対象としたFDAのmeeting programが進められている。国内では、臨床試験外で収集されたデータ(疾患レジストリや過去試験の統合データベース)の対照群としての活用や、回帰不連続デザインに代表されるRCT以外のデザイン活用について検討が進められている。本シンポジウムでは、これらの新しい新しい臨床試験方法論の可能性について最新の動向を紹介する。
※ 臨床試験に関わるすべてのスタッフが学び・議論する場を目的とします。統計学の知識がない方であっても、新しい臨床試験の枠組みに興味のある方は是非ご参加下さい。

[SY03-01]アダプティブデザインで迅速かつ確かなエビデンスへ

*平川 晃弘1 (1. 東京科学大学 臨床統計学分野)

[SY03-03]外部対照を活用するハイブリッドRCTの将来展望

*野村 尚吾1 (1. 東京大学大学院 医学系研究科 生物統計情報学講座)

[SY03-04]検証的試験における回帰不連続デザインの活用

*田栗 正隆1 (1. 東京医科大学 医療データサイエンス分野)