セッション詳細
[SY19]GCP Renovationを契機とした日本の臨床試験環境の改善
2025年3月1日(土) 16:00 〜 17:30
第1会場 LIVE有/オンデマンド有(503)
座長:近藤 充弘(日本製薬工業協会医薬品評価委員会/大塚製薬株式会社)、山口 拓洋(日本臨床試験学会/東北大学大学院医学系研究科/東北大学病院) オーガナイザー:山口 拓洋(日本臨床試験学会/東北大学大学院医学系研究科/東北大学病院)
GCP Renovationとして検討されてきたICH-GCPの大改定(E6(R3))は2024年11月にStep 4(グローバル合意)が予定され、近い将来にStep5(国内実装)となる見込みである。欧米ではE6(R3)の実装によりrisk proportionate approachという概念の下、多種多様なデータソースを活用した新たなタイプの臨床試験が実施され、医薬品開発や医療エビデンスの創出が加速される。一方、日本ではドラッグロス問題やコロナ禍での医薬品やワクチン開発の脆弱さが顕在化し、これらの一因として日本特有の非効率な臨床試験環境がある。日本が欧米に肩を並べる臨床試験実施国となるためには、旧態依然の非効率な臨床試験環境を改善し、E6(R3)の概念を着実に実装する必要がある。
GCP Renovationを契機に日本の臨床試験の国際競争力を高めていくために何をすべきか産官学で議論していきたい。
GCP Renovationを契機に日本の臨床試験の国際競争力を高めていくために何をすべきか産官学で議論していきたい。
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[SY19-01]厚生労働省における最近の治験環境の整備について
*飯村 康夫1 (1. 厚生労働省医政局研究開発政策課)
[SY19-02]薬事規制の観点からの治験環境の改善の取組
*浦 克彰1 (1. 厚生労働省医薬局医薬品審査管理課)
[SY19-03]GCP Renovationを契機とした日本の臨床試験環境の改善~業界の視点から~
*小宮山 靖1 (1. 日本製薬工業協会医薬品評価委員会データサイエンス部会/ファイザーR&D合同会社)
[SY19-04]GCP renovationの実装と臨床試験環境の改善
*中村 健一1 (1. 国立がん研究センター中央病院 国際開発部門)