セッション詳細
[SY17]医薬品等製造販売後安全性監視活動の未来を見据えて~日本臨床試験学会PMS特別委員会の挑戦!~
2025年3月1日(土) 14:15 〜 15:45
第4会場 LIVE無/オンデマンド有(303)
座長:徳増 裕宣(大原記念倉敷中央医療機構臨床医学研究所 臨床研究支援センター)、平島 学(国立病院機構名古屋医療センター 臨床研究企画管理部) オーガナイザー:徳増 裕宣(大原記念倉敷中央医療機構臨床医学研究所 臨床研究支援センター)
平成30年4月1日のGPSPの改正により医薬品や医療機器等の製造販売後安全性監視活動(PMS)における製造販売後調査が、①使用成績調査(特定使用成績調査、一般使用成績調査、使用成績比較調査)、②製造販売後データベース調査、③製造販売後臨床試験に整理され、医療情報データベースが活用できるようになった。一方、使用成績調査におけるインフォームド・コンセントや倫理審査に関する明確なルールはなく倫理面での課題を抱えており、PMSは実施医療機関において信頼性を確保するための体制や運用が充分でない現状がある。日本におけるPMSはグローバル標準から乖離しているとの指摘もあり、グローバル標準を見据えたグランドデザインの検討や製造販売後データベース調査に代表される課題解決につながる活動を、産官学連携(+市民・患者参画)のもと推進する必要がある。
本セッションでは、2024年4月に設置したPMS特別委員会の活動を踏まえ、産官学の立場から、PMSの未来を見据えた議論をしたい。
本セッションでは、2024年4月に設置したPMS特別委員会の活動を踏まえ、産官学の立場から、PMSの未来を見据えた議論をしたい。
[SY17-01]あらためて医薬品リスク管理について
*野村 由美子1 (1. 厚生労働省医薬局医薬安全対策課)
[SY17-02]医薬品等製造販売後安全性監視活動の未来を見据えて
~グローバル標準を見据えたグランドデザインの検討~
*大庭 幸治1、荒川 和彦2、有馬 秀樹3、伊東 孝子4、坂井 千秋5、佐藤 綾耶6、田渕 理7、吉岡 まみ8、吉田 季光9、小居 秀紀10 (1. 東京大学大学院情報学環/医学系研究科、2. 東京科学大学病院、3. 山口大学医学部附属病院、4. 医療法人渓仁会手稲渓仁会病院、5. 京都大学医学研究科、6. 東北大学病院、7. 株式会社JMDC、8. 東京都健康長寿医療センター、9. 慶應義塾大学病院、10. 国立精神・神経医療研究センター)
[SY17-03]製造販売後安全性監視活動に関する日本製薬工業協会の取り組み
*宮崎 真1 (1. 日本製薬工業協会医薬品評価委員会ファーマコビジランス部会 部会長/アストラゼネカ株式会社)
[SY17-04]医薬品等製造販売後安全性監視活動の未来を見据えて
~製造販売後データベース調査の強みを生かし、弱みを補う~
*徳増 裕宣1,2 (1. 大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所 臨床研究支援センター、2. 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 臨床研究センター)
[SY17-05]市販後臨床評価におけるリアルワールドデータ利活用に関する日本医療機器産業連合会の取組み
*太田 雅也1 (1. 日本医療機器産業連合会臨床評価委員会 委員長/バイオトロニックジャパン株式会社)