セッション詳細
[F253]学会横断テーマ「循環経済の実現に向けた機械工学の役割」[学会横断テーマ「循環経済の実現に向けた機械工学の役割」]
2024年9月9日(月) 10:00 〜 12:30
学会横断/学会連携(南加記念ホール)
司会:小野田 弘士(早稲田大学)
今後の経済活動において、短期的な利益や物質的豊かさを追求する成長モデルから脱却し、資源の投入量や消費量を抑えつつ、ストックを有効利用しながら付加価値の最大化を図る循環経済を目指していく必要がある。デジタル技術の発展や環境配慮への社会的要請の高まりを牽引力に、新たな産業競争力の強化につなげていくことを目指している。あらゆる産業が従来の3R (Reduce, Reuse, Recycle)の延長ではなく、「環境と成長の好循環」につなげる新たなビジネスチャンスと捉え、経営戦略・事業戦略としてビジネスモデルの転換を図っていく必要がある。このような背景において、学術界、産業界から求められる機械工学の役割について、情報発信すると共に、新たな学術領域や産学連携の可能性についても検討する。
[F253-1]ライフサイクルシミュレーションを用いた乗用車CASE技術の資源消費量評価
村田秀則 (大阪大学)
[F253-2]ゼロカーボンスチールを実現するための要となるアーク炉と機械工学の役目
井田民男 (近畿大学)
[F253-3]リサイクル困難な廃棄物の高効率なエネルギー活用とカーボンニュートラル化
藤井 実 (国立環境研究所)
[F253-4]若手研究者が考えるサーキュラーエコノミーを描く上での機械工学の役割
藤井祥万 (東京大学)