ランチョンセミナー

参加費無料(お弁当、飲み物付き)

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日時会場定員種別
9月8日(月)
12:15~13:15
第3室-B1260名①技術系ランチョンセミナー(F-REI)
第4室-B3160名②学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー
第5室-B3260名③学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー
9月9日(火)
12:00~13:00
第3室-B1260名①技術系ランチョンセミナー(F-REI・エイゾス)
第4室-B3160名②学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー
第5室-B3260名③学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー
9月10日(水)
12:15~13:15
第3室-B1260名①技術系ランチョンセミナー(F-REI)
第4室-B3160名②学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー

■登壇者一覧

9月8日(月)12:15~13:15 
技術系ランチョンセミナー(F-REI)第3室-B12

①福島の産業創成に貢献することを目指すF-REIのエネルギー研究開発

登壇者:(福島国際研究教育機構【F-REI】エネルギー分野長 矢部 彰

概 要:福島国際研究教育機構(F-REI)が福島のために実現したいエネルギー技術開発内容は、以下の3つである。

  1. 太平洋沿岸・沖合海域で、大型藻類の種苗生成・陸上養殖・大規模養殖方法を開発し、ブルーカーボンの推進、CO2固定能の評価手法を開発し、ネガティブエミッションを推進する。
  2. 阿武隈山地の森林バイオマス資源を活用し、バイオ炭を製造して地中貯留し、小型FT合成装置等を開発し液体燃料の製造等も目指す。
  3. 水素の地産地消による変動再エネの最大限の活用のための高効率水素エネルギーシステムの技術開発とその有効性の実証を、浪江町はじめ相双地域と連携して社会実証し、水素エネルギー活用の有効性を世界に情報発信する。

②再生可能エネルギーを用いた地産地消型水素エネルギー活用のための材料・デバイス開発

登壇者:(福島国際研究教育機構【F-REI】エコ水素エネルギー材料・デバイス研究ユニット ユニットリーダー 内本 喜晴

概 要:福島浜通り地方における、安定かつ経済性に優れたエネルギーシステムの構築のために、再エネ電力を水素として高効率に利用するための地産地消型システムを実現する必要がある。
 高い電力/電力変換効率と経済性を併せもつシステムは、アニオン交換膜形水電解槽(AEMWE)、固体高分子形燃料電池(PEFC)、水素吸蔵合金、蓄電池から構成される。
 現在、再エネ電力の変動に追随する性能と耐久性を有する、AEMWE、PEFC材料開発と、それを用いたセル構造最適化を行っている。
 開発にあたり、放射光計測を含む先端計測技術を用いて得られた性能および劣化因子の原因解明に基づき、手戻りのない迅速な材料・デバイス開発を目指している。


9月8日(月)12:15~13:15 
学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー② 第4室-B31

9月8日(月)12:15~13:15 
学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー③ 第5室-B32

9月9日(火)12:00~13:00
技術系ランチョンセミナー(F-REI・エイゾス)第3室-B12

①AI解析プラットフォーム「Multi-Sigma®」を用いたシミュレーション/実験を効率化する『サロゲートモデル』構築と実践活用法

登壇者:株式会社エイゾス 研究開発部 主幹研究員 齋藤博之

概 要:本ランチョンセミナーでは、株式会社エイゾスが開発・提供するノーコードAI解析プラットフォーム「Multi-Sigma®」を活用し、研究開発の現場で得られるCAEや実験結果から、高精度な『サロゲートモデル』を効率よく構築・活用する手法をご紹介します。
少量データからの高精度モデリング、要因分析による知見の抽出、多目的最適化やロバスト性評価といった、AIサロゲートモデルならではの多彩な活用法について、Multi-Sigma®独自の機能を事例を交えてご説明いたします。
AIによるモデリングの導入を検討されている方、現場の解析業務を高度化したい方は、ぜひこの機会にご参加ください。

②高線量下で動作するロボットシステム

登壇者:福島国際研究教育機構 遠隔操作研究ユニット
ユニットリーダー 大西 公平

概 要:本セミナーでは高線量下で人のように動作する遠隔操作ロボットの基本概念を紹介する。人のような作業を行うには、力触覚を操作者にフィードバックする必要がある。一般に、人は意識的にモデルベースで動作のミッションに基く動作計画を事前に設定し、力触覚情報と動作経験によって高速で無意識的にその動作を修正する。このプレディクタ・コレクタ機能による動作生成をロボットに適用することで、人からロボットへのスキル移植が可能になる。高線量下において作動するセンサ設計を含め、リーダ・フォロワをベースにした福島国際研究教育機構(F-REI)の遠隔操作ロボットシステム設計に関する基本概念を幾つかの実験結果を交えながら紹介する。

③耐環境ダイヤモンドFPGAの要素技術開発

登壇者:北海道大学工学研究院 准教授 金子 純一

概 要:福島第一原子力発電所廃炉事業や火力発電所の保守、人工衛星等の宇宙環境では放射線や高温で動作する電子機器が求められている。ダイヤモンド半導体は耐放射線性に優れ、300℃以上の高温環境で動作することから、最終的に10,000Gate規模の高温動作・耐放射線性ダイヤモンドFPGAの実用化を目指している。
 ダイヤモンドはp型のみが実用領域にあることから、ノーマリーオフ電界効果トランジスタ(FET)を使用したデジタル回路技術の構築を進めている。将来的な集積化を見据え、可能な限り単純な構造のノーマリーオフ型ダイヤモンドFETの試作・評価を進めており、将来的な集積化のためイオン注入技術の構築C-MOSの可能性検証にも取り組んでいる。

図 試作したダイヤモンドFETの例
 (歩留まり95%。FETを3個使用し基本
構成要素であるNANDを構成する。
これらを多層配線技術により接続し、複雑な
回路を段階的に作製していく)


9月9日(火)12:00~13:00 
学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー② 第4室-B31

9月9日(火)12:00~13:00 
学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー③ 第5室-B32

9月10日(水)12:15~13:15
技術系ランチョンセミナー(F-REI)第3室-B12

①F-REI 過酷環境ロボテイクスの目指すもの ~消えるロボットを創りたい~

登壇者:福島国際研究教育機構 ロボット分野副分野長 松野 文俊

概 要:福島国際研究教育機構(F-REI: Fukushima Institute for Research, Education and Innovation)は福島復興再生特別措置法に基づき、令和5年4月1日に設立された特殊法人です。福島をはじめ東北の復興を実現するための夢や希望となり、我が国の科学技術力・産業競争力の強化を牽引し、経済成長や国民生活の向上に貢献する、世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指しています。F-REIの5つの研究分野のうち、第一分野のロボット分野では廃炉や自然災害等の過酷環境で機能を発揮するロボット・ドローンの研究開発を目指して研究体制の立ち上げを進めています。本セミナーでは、F-REIのロボット分野が目指す過酷環境ロボティクスを紹介し、福島のみならず日本・世界の課題の解決と産業創生のために、F-REIのロボット分野が果たす役割について考えたいと思います。

 


9月10日(水)12:15~13:15 
学生・教員対象 企業紹介ランチョンセミナー② 第4室-B31

ほか


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