講演情報
[11教-ポ-12]体育授業におけるフラッグフットボールの守備学習の有効性に関する研究
*森田 陵太郎1、大越 正大2 (1. 東海大学大学院、2. 東海大学)
フラッグフットボールは1990年代後半から日本に本格的に伝わり、2017年度版の小学校学習指導要領解説体育編に例示され、現在では多くの小学校で授業が実践されている。
これまでに、フラッグフットボールに関する研究や授業実践の報告は多く行われているが、いずれも攻撃に着目した研究であり、授業実践では攻撃の指導を中心とした単元構成となっている。そもそも体育授業におけるボール運動ゴール型の守備に関する研究の蓄積はわずかである。そこで、本研究では学校の体育授業のフラッグフットボールにおいて、守備の学習を充実させた授業に着目し、守備を学ぶことによるゲームパフォーマンスの変化と、単元の成果から、守備学習の有効性を明らかすることを目的とする。
本研究は、小学校高学年(第5学年)を対象とし、守備の学習を充実させたフラッグフットボールの単元を対象に、(1) ゲームパフォーマンスの変化、(2) 形成的授業評価結果の変化、以上2つの観点から、守備学習の有効性について検討を行う。
(1) ゲームパフォーマンスの変化については、グリフィンら(1999)のGPAIを用い、対象のメインゲームにおける児童のゲームパフォーマンスを評価し、守備の学習を充実させた単元を通してのゲームパフォーマンスの変化を明らかにする。
(2) 形成的授業評価結果の変化については、学習者の視点での授業の成果を分析するために、高橋ら(1994)によって作成された「形成的授業評価票」を用いる。得られたデータから各因子の合計得点の平均値を求め、推移を確認し、守備学習の有効性について検討する。
結果等の詳細は当日の発表ポスターに記載する。
これまでに、フラッグフットボールに関する研究や授業実践の報告は多く行われているが、いずれも攻撃に着目した研究であり、授業実践では攻撃の指導を中心とした単元構成となっている。そもそも体育授業におけるボール運動ゴール型の守備に関する研究の蓄積はわずかである。そこで、本研究では学校の体育授業のフラッグフットボールにおいて、守備の学習を充実させた授業に着目し、守備を学ぶことによるゲームパフォーマンスの変化と、単元の成果から、守備学習の有効性を明らかすることを目的とする。
本研究は、小学校高学年(第5学年)を対象とし、守備の学習を充実させたフラッグフットボールの単元を対象に、(1) ゲームパフォーマンスの変化、(2) 形成的授業評価結果の変化、以上2つの観点から、守備学習の有効性について検討を行う。
(1) ゲームパフォーマンスの変化については、グリフィンら(1999)のGPAIを用い、対象のメインゲームにおける児童のゲームパフォーマンスを評価し、守備の学習を充実させた単元を通してのゲームパフォーマンスの変化を明らかにする。
(2) 形成的授業評価結果の変化については、学習者の視点での授業の成果を分析するために、高橋ら(1994)によって作成された「形成的授業評価票」を用いる。得られたデータから各因子の合計得点の平均値を求め、推移を確認し、守備学習の有効性について検討する。
結果等の詳細は当日の発表ポスターに記載する。
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