講演情報
[11教-ポ-28]体育授業におけるペア・グループ作りに対する学習者の抵抗感に関する研究
*大坪 俊矢1 (1. 崇城大学 総合教育センター)
国内における生産年齢人口の減少、グローバル化による技術革新、社会構造の急速な変化など、現代は予測が困難な時代となっていることを背景に学習指導要領が改訂された(文部科学省、2017)。新学習指導要領のキーワードとして「主体的・対話的で深い学び」が挙げられており、各教科では「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が行われている。「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには、個人での活動だけではなく、他者との活動も必要である。体育においては、ペアやグループでの活動が頻繁に行われるため、主にグループ学習の内容や方法について研究が行われてきた。しかし、グループをどのように作るかというグルーピングに関する研究報告も必要であると指摘されている。また、ペア作りに苦戦している学習者の存在やグループ作りが体育嫌いを誘発する可能性も報告されているが、ペア・グループ作りに着目した研究は少ない。そのため、体育におけるペア・グループ作りには未だ課題が残されていることが現状である。
本研究では、体育の学習者がペア・グループ作りの場面で感じる不安や緊張を「ペア・グループ作りに対する『抵抗感』」と定義し、学習者が抵抗感を感じる状況を明らかにすることを目的としてアンケート調査を行った。調査項目は、過去に抵抗感を感じた経験の有無、抵抗感を感じたことがある種目、状況(ウォーミングアップ・練習・試合)と組み合わせ(同性・異性・同じ技能レベル・異なる技能レベル)の抵抗感などとした。
大会当日は、学習者のペア・グループ作りに対する抵抗感の特徴や傾向について報告する。
本研究では、体育の学習者がペア・グループ作りの場面で感じる不安や緊張を「ペア・グループ作りに対する『抵抗感』」と定義し、学習者が抵抗感を感じる状況を明らかにすることを目的としてアンケート調査を行った。調査項目は、過去に抵抗感を感じた経験の有無、抵抗感を感じたことがある種目、状況(ウォーミングアップ・練習・試合)と組み合わせ(同性・異性・同じ技能レベル・異なる技能レベル)の抵抗感などとした。
大会当日は、学習者のペア・グループ作りに対する抵抗感の特徴や傾向について報告する。
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