講演情報
[11教-ポ-31]「指導と評価の一体化」サイクルを導入した小学校体育授業に関する検討小学校高学年の陸上運動走り幅跳びの実践を対象に
*南島 永衣子1,2、大友 智2、藤井 一貴3,2 (1. 玉川大学 教育学部、2. 立命館大学 スポーツ健康科学部、3. 育英大学 教育学部)
本研究の目的は,同一単元内において「『指導と評価の一体化』サイクル」を導入した体育授業において,その効果を検証することであった.
まず本研究では,体育授業プログラムの効果を検証するうえで,以下の理由から対象領域を選定した.その際,第1に児童の運動技能(記録の変化)として客観的なデータの収集及び分析が可能であること,第2に研究対象の小学校の年間指導計画及び使用施設との関係から実施可能な領域であること,であった.そのため本研究では,個人達成型の運動領域でもある陸上運動の走り幅跳びを対象領域とし,対象児童を高学年とした.
次に,体育授業の実施に際しては,第1に,2次編成による単元を計画した.更に,同一単元内において,何をいつ指導し,何をいつ学習評価するのか設定し,1回目評価の結果を受け,いつ2回目指導を行い,いつ2回目評価を行うのか,それらの時期を設定した.
更に本研究では,2-4時間目では各時間において新しい技能の習得に向け,一斉学習場面を中心とした授業を位置づけた.5-6時間目では,自己の課題に向かって学習に取り組めるようにグループ学習を位置付けた.またその中で,授業者が技能未習得児童に対し個別に指導できるように授業を設定した.そのため本研究では,1回目指導及び1回目評価時期(2-4時間目)を1次とし,2回目指導及び2回目評価時期(5-6時間目)を2次と,それぞれ位置付けた.
児童の技能習得を見るために,走り幅跳びの技能に関する評価規準を作成し,評価規準シートとして授業者へ提供した.授業者はそれを用いて1回目評価を全児童に行った.また,1回目評価において,技能未習得と判断された児童に対し授業者は,その結果を踏まえ2回目指導及び2回目評価を行った.
なお,研究方法,結果及び考察等の詳細については当日報告する.
まず本研究では,体育授業プログラムの効果を検証するうえで,以下の理由から対象領域を選定した.その際,第1に児童の運動技能(記録の変化)として客観的なデータの収集及び分析が可能であること,第2に研究対象の小学校の年間指導計画及び使用施設との関係から実施可能な領域であること,であった.そのため本研究では,個人達成型の運動領域でもある陸上運動の走り幅跳びを対象領域とし,対象児童を高学年とした.
次に,体育授業の実施に際しては,第1に,2次編成による単元を計画した.更に,同一単元内において,何をいつ指導し,何をいつ学習評価するのか設定し,1回目評価の結果を受け,いつ2回目指導を行い,いつ2回目評価を行うのか,それらの時期を設定した.
更に本研究では,2-4時間目では各時間において新しい技能の習得に向け,一斉学習場面を中心とした授業を位置づけた.5-6時間目では,自己の課題に向かって学習に取り組めるようにグループ学習を位置付けた.またその中で,授業者が技能未習得児童に対し個別に指導できるように授業を設定した.そのため本研究では,1回目指導及び1回目評価時期(2-4時間目)を1次とし,2回目指導及び2回目評価時期(5-6時間目)を2次と,それぞれ位置付けた.
児童の技能習得を見るために,走り幅跳びの技能に関する評価規準を作成し,評価規準シートとして授業者へ提供した.授業者はそれを用いて1回目評価を全児童に行った.また,1回目評価において,技能未習得と判断された児童に対し授業者は,その結果を踏まえ2回目指導及び2回目評価を行った.
なお,研究方法,結果及び考察等の詳細については当日報告する.
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