講演情報
[12-1040-4add]兵庫県
永嶋 道浩 (市立伊丹病院 主幹
糖尿病療養指導士兵庫県連合会 常任理事)
糖尿病療養指導士兵庫県連合会 常任理事)

1988年:神戸大学医療技術短期大学部理学療法学科 卒業
1988年:市立伊丹病院リハビリテーション室 入職
2020年:市立伊丹病院 医療技術部医療技術室リハビリテーション担当 主幹
1988年:市立伊丹病院リハビリテーション室 入職
2020年:市立伊丹病院 医療技術部医療技術室リハビリテーション担当 主幹
「糖尿病療養指導士兵庫県連合会」(以下、当連合会)は、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)の制度発足に伴い、2002年に結成された。当初より、理学療法士が世話人として関わり、多職種連携のもとに、兵庫県における糖尿病啓蒙活動、医療従事者への教育等を行ってきている。
一般市民を対象とした活動としては、ショッピングモールでの血糖測定会や、世界糖尿病デーにおいてのティッシュ配布など、医療従事者を対象とした活動としては、年間数回研修会を主催しているが、2013年より地域認定の糖尿病療養指導士(CDEL)制度である「糖尿病療養指導士兵庫(CDE兵庫)」を発足させ、主幹事業のひとつとなっている。その後、2023年からは「CDE兵庫エキスパート認定」制度を発足させた。これは、糖尿病における指導に関する十分な知識と技術を用いて、質の高い療養指導を行うことを目的として、CDE兵庫を1回以上更新し、かつ所定の研修を修了した者を認定しており、現在17名が認定されている。
当連合会における理学療法士の参画についてであるが、現在、理事が5名在籍しており、そのうち、3名が常任理事を務めている(常任理事は全10名)。なので、理学療法士の占める率は高いと言える。また、当連合会における5つの委員会のうち、2つの委員会で理学療法士が委員長を務めているので、当連合会における理学療法士の役割は非常に大きいと思っている。
上記の通り、兵庫県の糖尿病対策推進に関しては、理学療法士は活躍できていると考えているが、課題も残されている。その一つとして、「兵庫県糖尿病対策推進会議」に、理学療法士が役員として名を連ねていない。世界糖尿病デーのイベントや講演会などではしばしば理学療法士にも声はかかるものの、運営側としては参画できていない現状がある。今後、より積極的に兵庫県における“糖尿病対策”に参画していくには、「兵庫県糖尿病対策推進会議」へのアプローチが必要であると考えている。
その他にも、いくつかの課題が残されているが、本シンポジウムにて述べさせていただくとともに、課題解決に向けて、活発に議論できれば幸いである。
一般市民を対象とした活動としては、ショッピングモールでの血糖測定会や、世界糖尿病デーにおいてのティッシュ配布など、医療従事者を対象とした活動としては、年間数回研修会を主催しているが、2013年より地域認定の糖尿病療養指導士(CDEL)制度である「糖尿病療養指導士兵庫(CDE兵庫)」を発足させ、主幹事業のひとつとなっている。その後、2023年からは「CDE兵庫エキスパート認定」制度を発足させた。これは、糖尿病における指導に関する十分な知識と技術を用いて、質の高い療養指導を行うことを目的として、CDE兵庫を1回以上更新し、かつ所定の研修を修了した者を認定しており、現在17名が認定されている。
当連合会における理学療法士の参画についてであるが、現在、理事が5名在籍しており、そのうち、3名が常任理事を務めている(常任理事は全10名)。なので、理学療法士の占める率は高いと言える。また、当連合会における5つの委員会のうち、2つの委員会で理学療法士が委員長を務めているので、当連合会における理学療法士の役割は非常に大きいと思っている。
上記の通り、兵庫県の糖尿病対策推進に関しては、理学療法士は活躍できていると考えているが、課題も残されている。その一つとして、「兵庫県糖尿病対策推進会議」に、理学療法士が役員として名を連ねていない。世界糖尿病デーのイベントや講演会などではしばしば理学療法士にも声はかかるものの、運営側としては参画できていない現状がある。今後、より積極的に兵庫県における“糖尿病対策”に参画していくには、「兵庫県糖尿病対策推進会議」へのアプローチが必要であると考えている。
その他にも、いくつかの課題が残されているが、本シンポジウムにて述べさせていただくとともに、課題解決に向けて、活発に議論できれば幸いである。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
