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[2Cp09]Comprehensive evaluation and clinical validation of the anti-glycation activity of wine focusing on polyphenols.

*Takaaki Tanabe1, Shinichi Sugiura2, Daisuke Teranishi1 (1. Mottox Inc., 2. Doshisha Women's College of Liberal Arts)
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Keywords:

Wine,Anti-glycation,Glycative stress,Advanced glycation end products (AGEs),Polyphenols

【目的】糖化反応により生じるAGEs (糖化最終生成物) は, 老化や糖尿病合併症, 動脈硬化などの原因となる. 抗糖化として, 食品や飲料によるAGEs生成抑制は有望な対策とされ, ワインもその候補として注目されている. 本研究では, 277銘柄のワインについて, 色やブドウ品種が総ポリフェノール量およびAGEs生成抑制作用に与える影響を明らかにし, さらにAGEs生成抑制作用の強いワインを用いた臨床試験により, 体内への影響を検証することを目的とした.

【方法】フォーリン・チオカルト法によりワインの総ポリフェノール量を定量し, ヒト血清アルブミン–グルコース糖化モデルから蛍光性AGEs生成抑制率およびIC50を算出した. その後, AGEs生成抑制作用が特に強いワインを選定し, 無作為割付非盲検クロスオーバー比較試験を実施. 被験者には, ワインまたは水を週6日・1日125 mL, 4週間摂取させ, 摂取前後の血中AGEsレベルとストレス指標を測定し, 生活習慣アンケートを行った.

【結果】すべてのワインでAGEs生成抑制作用が認められ, 原液~100倍希釈いずれの条件でも総ポリフェノール量と強い相関が得られた (R2 = 0.736 ~ 0.863). IC50は1.24 ~ 99.0 µg / mLの範囲で, AGEs生成抑制作用はオレンジと赤が同程度で最も強く, 次いでロゼ, 白の順に弱かった. 品種別ではサペラヴィが高い総ポリフェノール量を示し, ピノ・ノワール/ピノ・ネロやルカツィテリは低かったものの, IC50には有意差はなかった. これにより, AGEs生成抑制作用には総ポリフェノール量だけでなく, ポリフェノールの構成や有機酸など他の成分の寄与も示唆された. また臨床試験では, 特に女性被験者においてワイン摂取後の血中AGEsを減少させる傾向が見られ (p = 0.07), 紫外線曝露や便秘, ストレスが効果を減弱させる可能性も示唆された.

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