講演情報

[1C11]KUCA高濃縮未臨界炉心に対するRossi-α Type-I, Type-Ⅱ解析

*菅 憲一郎1、中嶋 國弘1、左近 敦士1、佐野 忠史1、芳原 新也1、卞 哲浩2、橋本 憲吾1 (1. 近大、2. 京大)

キーワード:

京都大学臨界集合体、未臨界、Rossi-α、Type-I、Type-Ⅱ、即発中性子減衰定数

高濃縮ウラン・アルミニウム合金燃料固有の中性子源により駆動されたKUCA未臨界炉心に対してRossi-α Type-I, Type-Ⅱ解析を実施した。両Type解析により得られた即発中性子減衰定数は統計誤差内でほぼ一致する。臨界近傍では、Type-Ⅱ解析による即発中性子減衰定数の統計誤差はType-I解析による統計誤差に比べ非常に大きい。未臨界度の増加とともに、この統計誤差の差異は減少する。最も深い未臨界状態(13.6%Δk/k)では、統計誤差の差異は見られなくなる。