講演情報

[1H07]持続的な原子力利用のためのアクチノイドマネジメントを備えた燃料サイクルの研究(7) 低気化熱希釈剤を用いたMA分離・直接転換プロセスの開発

*塚本 泰介1、小西 裕貴1、西村 佳祐1、島田 隆2,5、伴 康俊3、津幡 靖宏3、中瀬 正彦4、山村 朝雄5 (1. MHI、2. MFBR、3. JAEA、4. 東京科学大、5. 京大)

キーワード:

アクチノイドマネジメント、溶媒抽出、マイナーアクチノイド、MA分離、MA暫定保管、高レベル放射性廃棄物、環境負荷低減、低気化熱希釈剤、直接転換

アクチノイドマネジメントを備えた燃料サイクルの実現には,暫定保管を見据えたMA分離プロセスの開発が必要となる。そこで,二次廃棄物の低減と回収MAの暫定保管体への転換を目的として,従来のMA分離プロセスの希釈剤を低気化熱希釈剤に置き換え,回収したMAを逆抽出せずに酸化物化する直接転換工程を備えたMA分離・直接転換プロセスの概念構築を行った。本発表では,本プロセスに対する既存技術を踏まえた得失評価やプロセス開発の将来展望について議論する。