講演情報
[2-5]那須野ヶ原扇状地の灌漑初期の渇水に対する適応策の検証
*福元 雄也1、土原 健雄1 (1. 農研機構農村工学研究部門)
キーワード:
地下水、タンクモデル、渇水
農業用地下水利用が盛んな地域の一つである栃木県那須野ヶ原扇状地を対象に、農業用水需要は大きいが地下水位は低い4月の渇水に対する対策として番水による揚水量の抑制および冬季湛水による人為的な地下水涵養の効果を水収支モデルによって検証した。冬季湛水よりも番水の方がより少ない灌漑用水量の変化で高い地下水位上昇効果を得られるが、冬季湛水でも条件次第では番水と同等以上の効果が得られる可能性が示唆された。
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