講演情報

[4-48]含水状態が異なるモルタル基板に対するシラン系表面含浸材の凍害抑制効果

*木村 優世1、金森 拓也1、川邉 翔平1、森 充広1、岩瀬 裕之2、泉 伸一2、豊吉 明彦2 (1. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究部門 、2. 泉建設工業株式会社)

キーワード:

表面含浸材、凍害、施工管理

コンクリートの補修材料の1種であるシラン系表面含浸材は、その吸水抑制効果から内部水分の凍結・融解の繰返しによって生じる凍害に対して有効な対策となる。一般的に乾燥面への施工により効果が適切に発現するが、農業水利施設では必ずしも乾燥状態での施工が可能とは限らない。そこで、施工対象の含水状態が及ぼす影響を検証した結果、含水比0%、4%の条件で、6%の条件よりも大きな凍害抑制効果が確認された。

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