講演情報
[5-11]山地急流河川において河岸粗度の変化が河床安定に及ぼす影響
高橋 雄馬1、*小島 信彦1 (1. 明治大学農学部)
キーワード:
河川工学、土砂水理、水理模型実験
山地河川ではstep-poolと呼ばれる特徴的な河床構造が形成されており、この構造が河床安定に効果的であるといわれている。本研究では、河岸の粗度を変化させて水理模型実験を行った。その結果、平均粒径が移動するような小規模な出水では河床にはほとんど変化がなかった。最大粒径まで移動しうるような出水状況では、河岸粗度が大きいほどstep-pool構造も形成されやすく、河床が安定し土砂流出量が減少した。
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