講演情報

[9-1]エジプト・ナイルデルタ中央部のかんがい水が土壌特性に及ぼす影響

*内野 里紗1,2、Yasser SALAH ELDIN、Mena ESKANDER1、畑 明彦1、田中 治夫3 (1. 株式会社三祐コンサルタンツ、2. 東京農⼯⼤学⼤学院連合農学研究科、3. 東京農工大学大学院農学研究院)

キーワード:

農地保全、塩類集積、土壌健全性、かんがい水質

エジプトナイル川下流域のナイルデルタでは、灌漑水の不足による反復利用等によって、徐々に農地に塩類が集積し、土壌の健全性への影響が懸念されている。中央デルタの75か所から、ほ場の土壌及び隣接する水路から灌漑水を採取した。塩類の構成要素である土壌中の陽イオン(Ca、Mg、Na)とかんがい水中の陽イオンには相関関係が認められたが、土壌有機炭素や微生物バイオマスとの関係は認められなかった。

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