講演情報
[2-37(P)]佐賀県白石町におけるため池揚水モデルの適用
*木原 昂1、谷口 智之2、岩田 幸良2 (1. 九州大学大学院生物資源環境科学府、2. 九州大学大学院農学研究院)
キーワード:
ため池、気候変動、揚水
佐賀県白石町にある13のため池を対象に,一度ため池から放流した用水をため池に揚水するため池揚水モデルのため池による治水・利水リスクの違いを検討した.揚水を導入すると利水リスクは低減し,治水リスクは増大した.利水リスクの大きいため池ほど揚水効果は高いが,ため池の貯水量が受益面積に比して小さい場合はその効果が限定的であった.一方,貯水容量が集水面積に比して小さい場合に治水リスクの増大が顕著であった.
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