講演情報
[S-28]汚染土壌の再利用に向けた加熱処理後の土壌水理特性評価
*安藤 颯佑1、笠原 信吾1、小島 悠揮1、神谷 浩二1 (1. 岐阜大学工学部)
キーワード:
土壌汚染、加熱処理、粒度、飽和透水係数、水分特性曲線
汚染土壌の再利用に向けて,土壌の加熱処理が透水性と保水性に与える変化を評価した.豊浦砂,岐阜大学土壌,黒ボク土の3種類を,加熱温度を段階的に区分し,加熱処理後の水理特性を測定したところ,高温になるほど粘土分率と有機物含有率が低下し,それに関連して透水性が増加,また保水性が低下した.粘土や有機物を多量に含む土壌では,水理特性の変化は避けられないため,再利用する際にはその変化を考慮する必要がある.
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン