講演情報

[T-18-1]尊徳の考え方と報徳仕法

*田中 修1 (1. 公益財団法人報徳福運社報徳博物館)

キーワード:

報徳仕法、二宮尊徳

二宮尊徳は江戸末期の疲弊した農村の貧窮民の救済と村々の復興に尽力し、彼の実践の中で生まれた方策が「報徳仕法」である。内容は総合的農村経済開発手法と言えるが、河川氾濫の苦難を経験し、「農は国の本なり」とした「報徳仕法」の中にある「水土の知」につながる尊徳の考え方について述べたい。彼は自然に学び、米の持つ生産性から積小為大の理を悟り、天道の中での人道の本源を明らかにして富国安民のための仁政を試みた。

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