講演情報
[T-5-2]国内最大のサンゴ礁にせまる危機と陸域における栄養塩対策の重要性
山本 以智人1、*近藤 千尋2、鈴木 規慈2 (1. 環境省九州地方環境事務所沖縄奄美自然環境事務所奄美群島国立公園管理事務所、2. 環境省九州地方環境事務所沖縄奄美自然環境事務所石垣自然保護官事務所)
キーワード:
サンゴ礁保全、石西礁湖、蓄積型リン、陸域負荷対策
国内最大のサンゴ礁海域である沖縄県八重山諸島の石西礁湖では、温暖化の影響や陸域からの環境負荷等により、サンゴ礁が著しく減少している。環境省はサンゴ群集のモニタリングや修復事業を実施している。近年、底質基盤に定着したリンが多いほど、サンゴ被度が低いことが明らかとなってきた。リンの排出源となっている農業や畜産業と連携し、リンの循環や流出量の低減手法について検討を行っており、それらについて報告する。
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