講演情報

[T-7-3]本州用小型インジェクターの飼料作物への適用

*森 昭憲1 (1. 農研機構)

キーワード:

環境保全、物質循環

消化液を空中散布すると、大気中にアンモニアが揮散し、窒素養分の損失、環境の富栄養化などの問題が発生する。そこで、最近開発された本州用小型インジェクターをイタリアンライグラスと飼料用トウモロコシの栽培に適用したところ、土壌中の無機態窒素の含有量が増加した。本機は、消化液を地表面に露出させることなく、10t/10a程度の消化液を土中施用できるため、本州地域の飼料畑などでの普及が期待できる。

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