講演情報
[P096]認定薬剤師認証研修機関協議会(CAPEP)による共通研修会の実施と内容評価
【発表者】鎌尾 まや1,7、堀内 正子2,7、逸見 仁道3,7、門下 鉄也4,7、狭間 研至5,6,7 (1. 神戸薬科大学 (日本)、2. 星薬科大学 (日本)、3. 昭薬同窓会・平成塾 (日本)、4. 日本プライマリ・ケア連合学会 (日本)、5. 薬剤師あゆみの会 (日本)、6. 日本在宅薬学会 (日本)、7. 認定薬剤師認証研修機関協議会 (日本))
【目的】認定薬剤師認証研修機関協議会(CAPEP)は、薬剤師認定制度認証機構(CPC)により認証された認定薬剤師認証研修機関が互いに理念を共有し連携することで薬剤師生涯研修のより一層の充実を図ることを目的としたものであり、会員は現在27機関である。CAPEPでは研修委員会が主体となり、2021年より医薬品医療機器総合機構や厚生労働省等に講演を依頼し、希望する会員が利用できる共通のWEB研修会を実施している。今回、本研修会の受講者を対象として、研修内容評価及び学習効果について調査した。
【方法】2022~2024年に実施された第2~4回CAPEP WEBセミナーをCAPEP会員機関である神戸薬科大学を通じて受講した者を対象とした。WEBアンケートにより、年代、性別、勤務先、研修認定薬剤師証取得の有無、健康サポート活動実施の有無といった受講者特性及び4件法による研修内容評価、学習到達目標達成度の自己評価について調査した。
【結果・考察】延べ受講者数は246名であり、アンケートの回収率は50.0%であった。受講者全体では9割以上が女性であり、年代は50歳代38.2%、勤務先は保険薬局・ドラッグストア64.2%が最も多かった。また、受講者全体の研修認定薬剤師証取得者の割合は86.2%、健康サポート活動をおこなっている者の割合は27.6%であった。研修に対する評価は、「内容」について、60.2%が「満足」、39.0%が「やや満足」と回答した。また、「新しい知識を得られたか」については受講者全員が「そう思う」「ややそう思う」と肯定的に評価し、「業務に役立つか」については「そう思う」「ややそう思う」の肯定的評価の割合が97.6%であった。また、学習到達目標に対する自己評価は、全体では「達成」33.3%、「ほぼ達成」63.4%、「部分的に未達成」3.3%であった。以上より1機関における受講者を対象とした調査ではあるが、研修内容についての受講者の満足度は非常に高く、受講者の大部分が「新しい知識を得られた」「業務に役立つ」と評価していることが明らかとなった。また、学習到達目標達成度に対する自己評価についても大部分の受講者が達成感を感じていることが示唆された。引き続き、CAPEP研修委員会では、会員共通のWEB研修会を実施し、薬剤師生涯研修の充実・活性化を推進していく予定である。
【方法】2022~2024年に実施された第2~4回CAPEP WEBセミナーをCAPEP会員機関である神戸薬科大学を通じて受講した者を対象とした。WEBアンケートにより、年代、性別、勤務先、研修認定薬剤師証取得の有無、健康サポート活動実施の有無といった受講者特性及び4件法による研修内容評価、学習到達目標達成度の自己評価について調査した。
【結果・考察】延べ受講者数は246名であり、アンケートの回収率は50.0%であった。受講者全体では9割以上が女性であり、年代は50歳代38.2%、勤務先は保険薬局・ドラッグストア64.2%が最も多かった。また、受講者全体の研修認定薬剤師証取得者の割合は86.2%、健康サポート活動をおこなっている者の割合は27.6%であった。研修に対する評価は、「内容」について、60.2%が「満足」、39.0%が「やや満足」と回答した。また、「新しい知識を得られたか」については受講者全員が「そう思う」「ややそう思う」と肯定的に評価し、「業務に役立つか」については「そう思う」「ややそう思う」の肯定的評価の割合が97.6%であった。また、学習到達目標に対する自己評価は、全体では「達成」33.3%、「ほぼ達成」63.4%、「部分的に未達成」3.3%であった。以上より1機関における受講者を対象とした調査ではあるが、研修内容についての受講者の満足度は非常に高く、受講者の大部分が「新しい知識を得られた」「業務に役立つ」と評価していることが明らかとなった。また、学習到達目標達成度に対する自己評価についても大部分の受講者が達成感を感じていることが示唆された。引き続き、CAPEP研修委員会では、会員共通のWEB研修会を実施し、薬剤師生涯研修の充実・活性化を推進していく予定である。