講演情報
[EL5-3]心不全パンデミックに立ち向かう実践的薬学実習―携帯心電計を駆使する薬剤師の時代へ―
土橋 弘靖(株式会社なかいまち薬局 みなみぐち薬局)

〇略歴:
帝京大学薬学部卒業
株式会社なかいまち薬局 管理本部 部長
演者情報
研修認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師、腎臓病薬物療法単位履修終了薬剤師
日本在宅薬学会バイタルサインエバンジェリスト
心電図検定2級
2024薬局アワード オーディエンス賞
帝京大学薬学部卒業
株式会社なかいまち薬局 管理本部 部長
演者情報
研修認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師、腎臓病薬物療法単位履修終了薬剤師
日本在宅薬学会バイタルサインエバンジェリスト
心電図検定2級
2024薬局アワード オーディエンス賞
〇本文:
【目的】
心不全に関して、大学の授業だけでは身につかない実践力を補うため、「知識・技能・態度」に加え、「臨床・研究・教育」の基礎力を高める独自のカリキュラムを実施。現場での対応力向上を目指す。
【方法】
実習中に8時間の集合研修を開催。専門資格を持つ薬剤師が講師となり、バイタルサインや心電図の基本を中心に、医師への提案やアフターフォローに繋がる内容を指導。携帯型心電計を使って自身の心電図を確認・評価する実践も行った。
【結果】
• 血圧測定(聴診器・マンシェット使用)が全員可能に。
• バイタルサインの理解が深まり、薬の効果を評価できるようになった。
• 心電図では12誘導から様々な情報(心拍数、不整脈、軸、波形異常など)を読み取り、疾患の可能性も判断できるレベルに成長。
• 医師へのアフターフォロー提案も実施可能になった。
【結論】
集合研修によって学生と講師双方のスキルが向上。各大学の教育内容を共有・確認でき、アフターフォローへの理解と自信も高まった。病院実習に向けた実践力が着実に強化された。
【考察】
今後は、聴診器や携帯心電計を現場でどう活用し、薬の効果や副作用を評価するかといった実践力が重要。「知識・技能・態度」からさらに発展し、「臨床・研究・教育」に繋げるための教育構成の見直しが求められる。
【目的】
心不全に関して、大学の授業だけでは身につかない実践力を補うため、「知識・技能・態度」に加え、「臨床・研究・教育」の基礎力を高める独自のカリキュラムを実施。現場での対応力向上を目指す。
【方法】
実習中に8時間の集合研修を開催。専門資格を持つ薬剤師が講師となり、バイタルサインや心電図の基本を中心に、医師への提案やアフターフォローに繋がる内容を指導。携帯型心電計を使って自身の心電図を確認・評価する実践も行った。
【結果】
• 血圧測定(聴診器・マンシェット使用)が全員可能に。
• バイタルサインの理解が深まり、薬の効果を評価できるようになった。
• 心電図では12誘導から様々な情報(心拍数、不整脈、軸、波形異常など)を読み取り、疾患の可能性も判断できるレベルに成長。
• 医師へのアフターフォロー提案も実施可能になった。
【結論】
集合研修によって学生と講師双方のスキルが向上。各大学の教育内容を共有・確認でき、アフターフォローへの理解と自信も高まった。病院実習に向けた実践力が着実に強化された。
【考察】
今後は、聴診器や携帯心電計を現場でどう活用し、薬の効果や副作用を評価するかといった実践力が重要。「知識・技能・態度」からさらに発展し、「臨床・研究・教育」に繋げるための教育構成の見直しが求められる。