講演情報
[WS2]米国 PharmD コースでの臨床薬学教育を体験するワークショップ
【代表オーガナイザー】
高橋 一栄(大阪府済生会野江病院 薬剤科)
【共同オーガナイザー】
橋田 亨(神戸学院大学 薬学部/神戸市立医療センター中央市民病院)
【タスクフォース】
小崎 彩(University of California, Irvine 薬学部)
菊岡 亮(岡山大学病院 薬剤部)
谷口 栄(札幌徳洲会病院 薬剤部)
段林 正明(京都桂病院 薬剤科)
中安 小春(札幌徳洲会病院 薬剤部)
高橋 一栄(大阪府済生会野江病院 薬剤科)
【共同オーガナイザー】
橋田 亨(神戸学院大学 薬学部/神戸市立医療センター中央市民病院)
【タスクフォース】
小崎 彩(University of California, Irvine 薬学部)
菊岡 亮(岡山大学病院 薬剤部)
谷口 栄(札幌徳洲会病院 薬剤部)
段林 正明(京都桂病院 薬剤科)
中安 小春(札幌徳洲会病院 薬剤部)
〇略歴:高橋 一栄
京都大学医学部附属病院で業務や研究、教育に従事する中で、医学博士を取得する。その後、大阪府済生会野江病院の薬剤部長に着任、神戸薬科大学の臨床教授を兼任して、次世代の医療人育成に取り組む。また、日本薬学教育学会の理事、全国済生会病院薬剤師会の副会長(教育担当)として、薬剤師教育において公的役割を担う。
〇略歴:橋田 亨
Clinical Pharmacy教育の先駆・名城大薬学専攻科を修了し京大病院薬剤部勤務、移植医療の薬物動態研究により京大博士(医学)を取得、薬学研究科講師を併任して実地教育にあたる。2008年に神戸中央市民病院に薬剤部長として着任、院長補佐を兼務。現在は同院の臨床研究推進センター長を務め、神戸学院大学薬学部教授を兼務し研究・教育の更なる発展を目指している。
〇略歴:小崎 彩
東邦大学薬学部卒業。米国 Western University of Health Sciences 薬学部卒業。同大学研究フェロー (Cardiovascular Outcomes Research Fellow) を経て、現在カリフォルニア大学アーバイン校、薬学部にてAssistant Professor。Pharmacoepidemiology や、医療格差についての研究に取り組みながら、Evidence-based medicine (EBM)の教育に力と熱を入れている。
〇略歴:菊岡 亮
2017年岡山大学薬学部を卒業し大学院に進学。大学院では主にパーキンソン病治療を目的とした既存薬再開発研究に従事した。2021年に博士号医学を取得し岡山大学病院薬剤部に入職。調剤業務、抗がん剤調製業務に従事したのち、現在は、血液腫瘍内、総合内科、皮膚科、歯科病棟を担当している。
〇略歴:谷口 栄
北海道医療大学薬学部卒業。在学中北海道の薬学生サークルPharmH代表、2017年度日本薬学生連盟地域連携委員会委員長を務めた。2019年札幌徳洲会病院に入職。調剤業務の他循環器・集中治療科の病棟業務を担当している。
〇略歴:段林 正明
2007年、近畿大学大学院薬学研究科博士前期課程を修了。大阪府済生会野江病院で、救急医療領域、集中治療領域、循環器領域などを中心に業務や研究、教育に従事。先進的医療を学ぶため神戸大学医学部附属病院での勤務を経て、管理職として京都桂病院へ異動。上記専門領域での学会における評議員や委員会での役割を担う。
〇略歴:中安 小春
2020年、北海道医療大学薬学部を首席で卒業。薬剤師として札幌徳洲会病院薬剤部に入職。徳洲会薬剤部教育研修会に所属し、北日本エリアの新人教育研修会において実行委員・講師を務める。また同院の教育担当として、主に新人薬剤師の育成・指導に携わっている。
京都大学医学部附属病院で業務や研究、教育に従事する中で、医学博士を取得する。その後、大阪府済生会野江病院の薬剤部長に着任、神戸薬科大学の臨床教授を兼任して、次世代の医療人育成に取り組む。また、日本薬学教育学会の理事、全国済生会病院薬剤師会の副会長(教育担当)として、薬剤師教育において公的役割を担う。
〇略歴:橋田 亨
Clinical Pharmacy教育の先駆・名城大薬学専攻科を修了し京大病院薬剤部勤務、移植医療の薬物動態研究により京大博士(医学)を取得、薬学研究科講師を併任して実地教育にあたる。2008年に神戸中央市民病院に薬剤部長として着任、院長補佐を兼務。現在は同院の臨床研究推進センター長を務め、神戸学院大学薬学部教授を兼務し研究・教育の更なる発展を目指している。
〇略歴:小崎 彩
東邦大学薬学部卒業。米国 Western University of Health Sciences 薬学部卒業。同大学研究フェロー (Cardiovascular Outcomes Research Fellow) を経て、現在カリフォルニア大学アーバイン校、薬学部にてAssistant Professor。Pharmacoepidemiology や、医療格差についての研究に取り組みながら、Evidence-based medicine (EBM)の教育に力と熱を入れている。
〇略歴:菊岡 亮
2017年岡山大学薬学部を卒業し大学院に進学。大学院では主にパーキンソン病治療を目的とした既存薬再開発研究に従事した。2021年に博士号医学を取得し岡山大学病院薬剤部に入職。調剤業務、抗がん剤調製業務に従事したのち、現在は、血液腫瘍内、総合内科、皮膚科、歯科病棟を担当している。
〇略歴:谷口 栄
北海道医療大学薬学部卒業。在学中北海道の薬学生サークルPharmH代表、2017年度日本薬学生連盟地域連携委員会委員長を務めた。2019年札幌徳洲会病院に入職。調剤業務の他循環器・集中治療科の病棟業務を担当している。
〇略歴:段林 正明
2007年、近畿大学大学院薬学研究科博士前期課程を修了。大阪府済生会野江病院で、救急医療領域、集中治療領域、循環器領域などを中心に業務や研究、教育に従事。先進的医療を学ぶため神戸大学医学部附属病院での勤務を経て、管理職として京都桂病院へ異動。上記専門領域での学会における評議員や委員会での役割を担う。
〇略歴:中安 小春
2020年、北海道医療大学薬学部を首席で卒業。薬剤師として札幌徳洲会病院薬剤部に入職。徳洲会薬剤部教育研修会に所属し、北日本エリアの新人教育研修会において実行委員・講師を務める。また同院の教育担当として、主に新人薬剤師の育成・指導に携わっている。
〇紹介文:
本ワークショップでは、米国のPharmDプログラムにおける臨床薬学教育のエッセンスを体験して頂きます。冒頭では、日米の薬学教育制度の違いを概説し、実務実習の位置づけや臨床重視の教育内容、評価方法の違いなどを紹介します。また、臨床現場で求められる薬剤師のスキルについて具体的に解説します。
ワークショップ内では、PharmD教育の中核をなすケースディスカッションを実際に体験して頂きます。参加者には事前に症例と課題テンプレートを配布し、テンプレートに沿って自己学習を行って頂きます。当日はグループに分かれて症例をディスカッションし、その後、会場全体で意見交換を行います。実際の臨床教育で活用されている問題解決型の学習を体感できる構成です。
さらに、米国で広く取り入れられている主体的な学びの姿勢や、フィードバックを重視した教育手法についても紹介し、日本の薬学教育への応用の可能性について共に考えます。薬学生、大学教員、実務実習指導者など、臨床薬学教育に関心のある多様な立場の方々にとって、有意義な学びの場となることを目指しています。
本ワークショップでは、米国のPharmDプログラムにおける臨床薬学教育のエッセンスを体験して頂きます。冒頭では、日米の薬学教育制度の違いを概説し、実務実習の位置づけや臨床重視の教育内容、評価方法の違いなどを紹介します。また、臨床現場で求められる薬剤師のスキルについて具体的に解説します。
ワークショップ内では、PharmD教育の中核をなすケースディスカッションを実際に体験して頂きます。参加者には事前に症例と課題テンプレートを配布し、テンプレートに沿って自己学習を行って頂きます。当日はグループに分かれて症例をディスカッションし、その後、会場全体で意見交換を行います。実際の臨床教育で活用されている問題解決型の学習を体感できる構成です。
さらに、米国で広く取り入れられている主体的な学びの姿勢や、フィードバックを重視した教育手法についても紹介し、日本の薬学教育への応用の可能性について共に考えます。薬学生、大学教員、実務実習指導者など、臨床薬学教育に関心のある多様な立場の方々にとって、有意義な学びの場となることを目指しています。