セッション詳細

「食べる」セッション
「多職種で育む 楽しい食事支援」

2025年9月14日(日) 9:00 〜 10:20
607会議室(会議棟6階)
座長:奈倉 道明(学校法人埼玉医科大学 埼玉医科大学総合医療センター)、石渡 久子(医療法人財団はるたか会 あおぞら診療所せたがや)
【石渡久子】
平成18年3月東京医科歯科大学医学部医学科卒業。平成18年4月土浦協同病院初期研修医。平成19年4月東京医科歯科大学医学部附属病院初期研修医。平成20年4月土浦協同病院小児科。平成21年4月川口市立医療センター小児科。平成23年4月東京都立墨東病院小児科。平成25年4月東京ベイ・浦安市川医療センター小児科。平成26年4月東京医科歯科大学医学部附属病院小児科。平成27年4月から医療法人財団はるたか会あおぞら診療所新松戸、平成29年4月から子ども在宅クリニックあおぞら診療所墨田を経て、令和3年3月から子ども在宅クリニックあおぞら診療所せたがや院長。令和7年3月あおぞら診療所せたがや院長。

座長

[2R60701-04-01]喜びの一口は可能性の扉を開く 医師として食事の意義を伝えたい

*浅野 一恵 (1. 社会福祉法人子羊学園 重症心身障害児・者施設つばさ静岡)
H7年 信州大学医学部卒
急性期病院の小児科やNICUに勤務後、2006年より重症心身障害児者施設つばさ静岡で医務部長(現職)を務める。
重い障害のある方にとっての食事の大切さを痛感し、当院摂食チームで重症心身障害児者のための新しい食形態(まとまり食、簡単胃瘻食)を開発。2014年「静岡県小児摂食嚥下勉強会」設立、代表。日本摂食嚥下リハビリテーション学会「発達期嚥下調整食分類2018」の策定に携わる。全国の病院、施設、学校、親の会などで重症児の食事支援に関する講義や料理教室を開催。重症心身障害学会新規コネクタ問題PJメンバーでもある。

[2R60701-04-02]口腔機能からアプローチする生きる力と豊かな心を育む食支援

*田中 陽子 (1. 日本大学松戸歯学部付属病院地域医療連携統括センター)
2002年日本大学大学院松戸歯学研究科卒業
2002年日本大学助手(松戸歯学部・障害者歯科学講座)
2006年日本大学専任講師(松戸歯学部・障害者歯科学講座)
2009年-2011年日本大学海外派遣研究員イギリスKing's College London
2024年日本大学准教授(松戸歯学部・有病者歯科検査医学講座)
2025年日本大学松戸歯学部付属病院地域医療連携統括センターセンター長
社会活動:2004年~スペシャルオリンピックス クリニカルディレクター
学会:日本障害者歯科学会指導医・専門医・代議員,歯科基礎医学会,摂食嚥下リハビリテーション学会,日本老年歯科医学会,日本歯周病学会,日本小児歯科学会,日本口腔検査学会,日本在宅医療連合学会,日本有病者歯科医療学会,日本小児在宅医学会

[2R60701-04-03]小児の栄養管理と食事注入のすすめ

*丸山 彩 (1. 医療法人財団はるたか会)
2007年 女子栄養大学栄養学部保健栄養学科栄養科学専攻卒業
2007年 (株)グリーンハウス ヘルスケア部門 栄養士
2011年 練馬区立大泉学園町福祉園 栄養指導員
2020年 医療法人はるたか会 あおぞら診療所 在宅訪問管理栄養士

[2R60701-04-04]当事者家族が繋がり社会に広がる「もぐもぐの輪」

*永峰 玲子 (1. 一般社団法人mogmog engine スナック都ろ美(とろみ))
元渋谷109カリスマ店員。
2019年に生まれた長女は生後0日で、日本で100人未満とされる希少難病、難治性てんかん「大田原症候群」を発症。
全介助が必要な重度心身障害児を育てながら、
障がいのある子どもやご家族が笑顔になることを目指した様々な活動をしている。
2019年の「特特祭」をきっかけに、摂食嚥下障害のある子どもと親のコミュニティ「スナック都ろ美」が誕生。共同代表として本格始動。
2022年に一般社団法人mogmog engineを設立。
当事者が感じている「食」の悩み事、困りごとに耳を傾けて解決に向けて取り組んでいる。

全体討論・質疑応答

座長