講演情報

[10-1]泥炭性軟弱地盤に埋設するパイプラインの設計事例

*真田 栄一1、渡邉 理恵1 (1. サンスイコンサルタント(株))

キーワード:

パイプライン、泥炭、軟弱地盤、圧密沈下、スラスト

泥炭は、分解不十分な湿生植物の遺体が堆積した、高含水、高圧縮性、軽量等の特徴を有する軟弱土であり、管路の設計時に、圧密沈下やスラスト対策が懸念された。このため、基礎材は、増加荷重が少ない「泥炭+固化材」とし、沈下は、一般部、構造物接続部、道路横断部の各沈下形態に合った対策とした。また、スラスト対策は、泥炭が軽量で抵抗力が小さいため、剛構造の範囲が短く経済的なDCIP耐震継手による一体化を採用した。

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