講演情報
[10-22]印旛沼における農地・農業用施設を活用した流域治水の検討
*谷 悠一郎1、永持 達也2、吉川 夏樹3、髙野 陽平4、小野 由美子5、葭井 功治6 (1. 前・関東農政局印旛沼二期農業水利事業所(現・東北農政局土地改良技術事務所)、2. 国土交通省水管理・国土保全局治水課、3. 新潟大学農学部、4. 株式会社ナルサワコンサルタント、5. キタイ設計株式会社本社技術部 、6. (一財)日本水土総合研究所)
キーワード:
流域治水、田んぼダム、予備排水
印旛沼周辺では、2019年10月の豪雨で排水機場が31時間停止し、中央干拓地内の水田の浸水や道路冠水が発生した。この被害軽減に向け、排水解析モデルを用いて、当時の豪雨データ、国営かんがい排水事業印旛沼二期地区での造成施設や田んぼダムの取組の有無による効果を検討した。この結果、事前排水や田んぼダムの効果的な実施が、印旛沼流域への排水負荷の軽減と干拓地内主要道路の被害防止を両立することがわかった。
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