講演情報
[10-24]農業用排水路からの導水による貯留効果の検討
*乃田 啓吾1、豊田 理紗2、吉田 貢士3、吉見 和紘4、手計 太一5 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科、2. 岐阜大学大学院自然科学技術研究科、3. 東京大学大学院新領域創成科学研究科、4. 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科、5. 中央大学理工学部)
キーワード:
流域治水、洪水流出
本研究では,排水路および水田内の水位変動を観測し,農業用排水路から水田への導水による貯留効果を検討した。研究対象は富山県井田川水系の2か所の水田群とし,2022年から2024年の灌漑期/非灌漑期を通じた連続観測を実施した。期間中観測された最大の降雨イベント(2023年7月,総降雨量189㎜)では,排水路水位が水田の畦畔高を超え,最大で570mm程度(圃場面積1.2ha)の貯水効果があった。
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