講演情報

[10-54]高窒素濃度の灌漑水の流入が水田内窒素濃度の分布形成と時間変化に与える影響

*小淵 啓太1、西田 和弘1、吉田 修一郎1、天川 裕太1 (1. 東京大学大学院農学生命科学研究科)

キーワード:

水田灌漑、窒素濃度、モデル

高窒素濃度の用水を灌漑する水田を対象に,灌漑が田面水の全窒素(TN)濃度の分布形成および時間変化に与える影響を調べた.その結果,TN濃度は,1)灌漑終了直後では灌漑水が到達する水口付近で高いが水尻付近で低く,灌漑終了後では時間が経つにつれて減少し,一定値に減少する傾向がみられること,2)灌漑中・灌漑終了後ともに,水平方向の移流と田面水―土壌表面間の拡散の考慮で表現できることが明らかになった.

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