講演情報

[10-59]中山間地域におけるコメの新品種導入の取組

*坂田 賢1、坂田 寧代2 (1. 大阪公立大学農学研究院、2. 新潟大学自然科学系)

キーワード:

稲作、新品種、中山間地域

気候変動によるコメの品質低下への対策として、新品種「コシヒカリ新潟大学NU1」を中山間地域に位置する長岡市山古志地区の地元農家の協力を得て試験的に導入した。調査圃場では湛水深、地表面温度を測定するとともに作業記録の記帳を耕作者に依頼した。適切な湛水深管理により中干し前の低温障害を回避でき、登熟期に発生した激しい短時間降雨に対しても生育に悪影響はなく、肥培管理により耐倒伏性を高められたと考えられた。

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