講演情報
[2-7]多様な降雨条件による農業水利施設の運用と洪水緩和効果の評価
*皆川 裕樹1、吉田 武郎1、相原 星哉1、髙田 亜沙里1 (1. (国研)農研機構農村工学研究部門)
キーワード:
流域治水、気候変動、洪水緩和効果
最上川を対象に分布型モデルによる洪水解析を実施した。まずd4PDF雨量より流域平均雨量の上位720イベントを抽出した。またモデル内の農業ダムと田んぼダムに対して複数の運用条件を設定した。計算初期状態には、モデル内の不飽和帯空き容量に乾燥・中庸・湿潤の3条件を入力した。これらを組み合わせて解析した結果、様々な条件下で期待される農業施設の洪水緩和効果が整理され、流域治水の事前検討に有益な情報を示した。
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