講演情報

[2-8]長・短期記憶(LSTM)を用いた河川流量から降水量推定の可能性

*藤田 直己1、堀野 治彦1、中桐 貴生1、櫻井 伸治1 (1. 大阪公立大学大学院農学研究科)

キーワード:

降水量、河川流量、逆推定、深層学習

水資源・治水計画の策定を行う際,降水量の時系列データが必要となるが,十分な量のデータが得られない場合がある.本研究ではLSTMを用いて河川の模擬流量から降水量の逆推定を試み,降雨-流出応答の非線形性の強弱と推定精度との関係性を検討した.その結果,非線形性の違いが推定精度に与える影響は小さく,直列4 段タンクモデルで,蒸発散を考慮して計算した流量データから概ね良好な精度で降水量の推定ができた.

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