講演情報
[3-11]越流式プールタイプ魚道における局所改良とニホンウナギの遡上行動の関係
*伊藤 和磨1、矢田谷 健一2、廻立 出海3、丸居 篤2、東 信行2 (1. 弘前大学大学院農学生命科学研究科、2. 弘前大学農学生命科学部、3. 北海道地方環境事務所)
キーワード:
ニホンウナギ、遡上、プールタイプ魚道
ニホンウナギは,絶滅危惧ⅠB類に指定されており,河川環境の変化を要因の一つとして減少している.本研究では,既設魚道の活用を念頭に置き,実寸大魚道隔壁模型を用いて,越流部形状を変化させた遡上実験を行った.実験の結果,多数のニホンウナギが遡上行動を起こした.加えて,越流部に突起物を設置することで,越流水脈全体の流速が減勢され,遡上成功率が上昇し,局所改良の有用性が示唆された.
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン