講演情報

[3-12]魚道型落差工が設置された農業水路におけるPITタグを用いた魚類の移動調査

*一恩 英二1、長岡 湧郎2、長野 峻介1、藤原 洋一1、泉 智揮3、藤原 正幸4 (1. 石川県立大学生物資源環境学部、2. 株式会社日研コンサル、3. 愛媛大学大学院農学研究科、4. 京都大学大学院農学研究科)

キーワード:

アユ、カマツカ、移動、起伏ゲート

本研究は、山島用水4-2号支線でPITタグを用いた個体識別により魚類の移動状況を調査した。アユやカマツカの移動は確認され、魚道型落差工が一定の機能を果たしていることが示唆された。一方、ウキゴリ類やヨシノボリ類は遡上期の体長が90mm未満のためタグ挿入ができず、移動が検知されなかった。本調査は小型魚類や小水路を含めたさらなる調査の必要性を指摘した。

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