講演情報

[3-13]カジカ類が利用可能な可搬魚道に関する実験的検討

*高橋 直己1、植松 桜矢2、矢田谷 健一3、田原 大輔4 (1. 国立高専機構香川高等専門学校、2. 国立高専機構香川高等専門学校専攻科、3. 弘前大学、4. 福井県立大学)

キーワード:

淡水カジカ類、遡上阻害、可搬魚道

淡水カジカ類の遡上環境を速やかに構築でき,流量変動に対応可能な可搬魚道内の流れと供試魚の挙動について実験的に検討した.現地実験にて,V形断面可搬魚道においてカジカ中卵型およびカマキリの遡上が確認された.室内実験にて,移動経路において流速約0.5〜1.1 m/s,水深約2.5〜3.0 cmの流れが創出されている場合,カマキリは本魚道を用いて遡上可能であると推測された.

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