講演情報

[3-28]物体検出モデルを用いた農業用排水路における魚類出現数の時間変化推定手法

*前田 滋哉1、秋葉 樹1、元木 颯飛1、皆川 明子2 (1. 茨城大学、2. 滋賀県立大学)

キーワード:

物体検出、農業用排水路、魚類出現数、深層学習

本研究では,農業用排水路における魚類の時系列的な出現数推定手法を開発した.茨城県内の排水路にタイムラプスカメラを設置し,取得した水中画像に対してYOLOv8nを用いてモツゴおよびコイの検出モデルを構築した.その結果,濁水や付着藻類などの環境下でも対象魚種の出現時系列を推定可能であることを確認した.魚類行動の把握や生息場評価への本手法の応用が今後の課題である.

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