講演情報

[3-32]野外音声に基づく無尾類の種判別と繁殖行動評価

*松原 陽1、福田 信二2、中島 直久3 (1. 東京農工大学大学院農学府、2. 東京農工大学大学院農学研究院、3. 帯広畜産大学環境農学研究部門)

キーワード:

生物音響モニタリング、深層学習、画像分類、繁殖行動評価

北海道には国内外来種トノサマガエルが移入しており、在来種ヒガシニホンアマガエルへの繁殖干渉等の影響が懸念されている。そこで本研究では、水田圃場で録音した両種の鳴音を用いて、転移学習による画像分類器を構築し、対象生物の繁殖行動が最も活発となる時間帯を推定した。その結果、鳴音による種判別は概ね良好な精度が得られ、解析結果を用いることで繁殖盛期から減少期への推移が評価できることを確認した。

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