講演情報

[3-38]群落温度の観測と数値計算を用いたミカンの水ストレスの推定

*坂井 勝1、和中 久実1、藤山 宗2、伊藤 良栄3 (1. 三重大学大学院生物資源学研究科、2. 三重大学みえの未来図共創機構、3. 三重大学全学共通教育センター)

キーワード:

ミカン、水ストレス、群落温度、熱収支式、HYDRUS-1D

ミカン栽培における水ストレス状態を評価するため、赤外放射温度計で群落温度を観測した。HYDRUS-1Dと群落熱収支モデルの連結プログラムを用い,仮想的に土壌が湿潤な非ストレス条件下の群落温度Tc minと,土壌が乾燥した非蒸散条件下の群落温度Tc maxを計算し,作物水分ストレス指数CWSIを求めた。CWSIは根圏土壌が乾燥した期間は0.5~0.8の高い値を示し,点滴潅水時は0.2~0.5を示した。

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