講演情報

[3-39]Mualem-van Genuchtenモデルの飽和体積含水率が土壌水分移動の数値シミュレーション結果に与える影響

*池添 優樹1、岩田 幸良2、関 勝寿3、谷口 智之2 (1. 九州大学大学院生物資源環境科学府、2. 九州大学大学院農学研究院、3. 東洋大学自然科学研究室)

キーワード:

HYDRUS、水分特性曲線、不飽和透水係数

Mualem-van Genuchtenモデルの飽和体積含水率(θs)が土中水移動の数値計算に与える影響を調べた.θsとして水分特性曲線からフィッティングした値,間隙率,毛管飽和状態の値を用いた.計算の結果,低pF領域や透水性の高い土壌で,θsの違いが水分特性曲線や不飽和透水係数に強く影響した.また,θsが過大評価された場合,降雨水の浸透が浅くなるため,θsの慎重な評価が必要であることが示唆された.

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン